こんにちは!photatoです。
世界観も、謎解き要素も一切妥協を見せない。「INSIDE」制作のPlayDeadチームが送る傑作。「Playdead’s LIMBO」を紹介します。
未プレイの方、ここでプレイレビュー記事を読むよりも早くインストールを済ませましょう。と言いたくなるほど、万人におすすめできるゲームとなっています。
Playdead’s LIMBO
Playdead¥600posted withアプリーチ
「PlayDead’s LIMBO」ってどんなゲーム?
横スクロール型の死にゲー×アクションゲームとなる本作。
主人公はモノクロの道をひたすら進んでいきます。
道中には崖、トラばさみや巨大グモなど、一歩間違えればすぐに死んでしまうようなトラップの数々が置かれており、これらを上手く回避、時には活用して道を開いていきます。
BGMなどはなく、主人公の進む音だけが鳴り響く、独特な空気感。ゲームオーバーとなっても表記は出ず、淡々と世界が続いていくような描写で、だんだんとこのゲームの虜になっていきます。
実際にプレイ!
起動し、早速ゲームスタート。
画面真ん中にいる、白い目を光らせた少年がプレイアブルキャラクターです。
操作は、左右スワイプで移動、上フリックでジャンプ、ホールドで物を掴む動作のみ。直感的なアクションが可能です。
そのままだと右の崖を登れないため、船を引きずって運んでいきます。
なんとか崖を乗り越えました。このように、ギミックを駆使しつつ右へひたすら進んでいきます。
あれよあれよと進んで行くと、行く手を阻む巨大グモが登場しました。無視して突っ切ろうとすると、バラバラにされます。
どうしたものか⋯⋯。
少し戻ったところに、トラバサミを発見。巨大グモの足元に設置して、攻撃してきたところをバツん!!
なんだこの征服感⋯⋯
ココが面白い!
陰鬱ながらもどこか美しい、モノクロの世界観
2Dアクションながら木の上に上ると画面手前に枝葉が描写されたり、水の表面に虫の死骸がびっしりひろがっていたりと、陰鬱さを表現することにかけて、ゲームプレイの外でも大きなこだわりを感じます。
また、BGMこそないものの主人公の足音や各ギミック、生物が動く音が細かに表現されており、没入感に浸るのにはそう時間がかかりません。
もちろんゲームオーバーとなるときの音も生々しく表現されております……
難しいが詰むほどではない、ちょうど良いレベルデザイン
謎解き要素のあるゲームでクリア方法が分からなくなってしまい、そのままゲームその自体を触らなくなってしまう……。そんな経験、ゲーマーなら1度はしたことがあるのではないでしょうか。
なくなく攻略サイトを見て、煮え切らないままゲームを進めたり。それもあるあるだと思います。
しかし、謎解きのカギとなる情報が見えやすくまとまっていることが本作の親切心あふれるところです。
2、3回トライして、もしかしたらコレできるかも……?と思った進み方が正解だった。LIMBOでは何度もそんなことが起こります。
どんな人におすすめ?
ゲームの世界観を大事にする人
主人公も、ステージも、すべてが無彩色によって描かれています。そしてそれは、主人公を阻むトラップもそう。まるでそこにあるのが当然かのように、ギミックが世界の一部に溶け込んでいるのです。
また、死にゲーであり、不気味な世界観を誇っていながら、スプラッター的な表現があまりないこともLIMBOらしさとなっています。
それでもグロテスクさを感じる
少年の無力さや、散りばめられた悪意がゲーム体験の中で上手に感じられるゲームです。
謎解き×アクションのゲームが好きな人
死を重ねながら、どうしたらこの先へと進めるかと、考えることを楽しむ本作。
仮に行き詰まってもテンポ感を悪くする要素を最大限排除しているため、ストレスを感じづらいゲームとなっています。
また、謎解きはそこそこの難易度ながらアクションは比較的易しく作られていることも特徴です。操作性がかなり単純なので、昔アクションゲームで挫折したことがあるといった人にもクリアしやすいゲームとなっています。
総評
このゲームをステータスにするとこんな感じ!
まとめ
洗練された不気味さに美しさを感じてしまうゲーム「Playdead’s LIMBO」を紹介しました。
謎解きが好きな人も、アクションが好きな人も、不気味な世界観が好きな人にも。かなり広い範囲の人にささるゲームだと思います。気になった方はぜひインストールしてみてください。
Playdead’s LIMBO
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